IT業界の基礎知識
ITとは、「Infomation Technology(インフォメーション・テクノロジー)」の略で、日本語では「情報技術」と訳します。コンピュータ・通信の工学およびその社会的応用分野の技術の総称で、金融や卸売り業界を始めとする全ての分野において、欠かせない技術となっています。しかし現在「IT」に明確な定義は無く、特にネットワークを使った技術を表すことが多くあります。情報の収集・加工・保存・管理・共有を行うための技術だと捉えておけば良いでしょう。
IT業界は、現在もっとも変化のスピードが速い業界の1つです。2000年のネットバブルの崩壊からだいぶ経ちますが、IT神話が崩れた現在、生き残ってる企業がまさにIT業界の勝ち組といえるでしょう。一口にIT業界といっても様々な分野があります。小さな業界がいくつか集まってできているのがIT業界です。ここでは、そのIT業界について説明します。IT業界は、他の業界に比べると少し特殊な業界だと言えます。あらゆる業界・あらゆる分野でなによりも密接に他の業界と関るのが「IT業界」です。様々な業界のシステムには「IT」の技術が組み込まれています。そういった点で最も応用的で柔軟な業界だとも言えるでしょう。IT業界の中には大きく分けて4つの業界があります。
@インターネット業界
Aハードウェア業界
Bソフトウェア業界
C通信・プロバイダ業界
次からこれらの業界について1つずつ説明していきます。