転職活動に掛かる期間は人それぞれで一概には言えないのですが、転職者の平均を取ると大体3〜4カ月程度です。これは選考開始から内定を受け引き継ぎ、退社から入社までの期間です。しかし、企業によってもことなり、ある程度中途採用の応募者が集まってから選考を始める企業や、選考が始まっても他の応募者と比較したいので返答まで時間のかかる企業もあるようです。
また、転職者側の問題で入社までの期間が長引くこともあります。思ったより引継ぎに時間が掛かったり、あれこれ条件を出されて引き止められたりなどのことで入社が遅れる可能性もあります。どちらにせよ、あらかじめ計画を立て、いざ入社が決まったらスムーズに引継ぎができるように準備をしておきましょう。
IT業界で英語が必要なケースは少ないですが、それでも必要といわれたらかなり高いレベルを要求されていると覚悟したほうが良いでしょう。一般的にはTOEICで600〜800点くらいのスコアが必要です。しかしこれは企業によって幅があるので、転職エージェントなどを利用している場合は相談してみましょう。
企業WEBサイトでは基本的な情報はほとんど公開されています。株式を公開している企業ならばIR情報が参考になるでしょう。また、企業の沿革から会社の歴史が分かります。企業のWEBサイトの情報量は多いですが、基本的にデメリットは記載されていません。それだけに頼らずに四季報などの客観的なデータも併せて見てみましょう。
基本的に、中途採用は年間を通して行われますが、求人情報数で見ると例年12月から翌年3月にかけて急増します。その分転職者も増加しますが、比較的多くの求人情報から企業を選べるため、企業と転職者のマッチングが行いやすい時期です。