面接に受かる人と落ちる人
面接が得意な人もいれば苦手な人もいるでしょう。かならずしもコミュニケーションスキルの高い人が面接に合格するわけではありません。いくらコミュニケーションスキルが優れていても、本番に弱い人や緊張しがちな人は本来の能力が発揮できません。コミュニケーションスキルは普通でも、落ち着いて自己PRをできる人の方が面接では強いのです。ここでは「面接に受かる人」と「面接に落ちる人」の傾向を説明します。
【面接に受かる人】
●リラックスして堂々とした態度で面接に望んでいる人
面接といえども、人と人とのコミュニケーションの場であることには変わりません。採用担当者に対して、変に緊張することなく落ち着いて素直に自分をアピールします。また、相手の顔を見て、堂々と話をすることが大切です。姿勢を伸ばして面接を受けましょう。事前に鏡を見ながらの練習もおススメです。
●質問には簡潔に答えている人
短く、ポイントを抑えた回答をしましょう。結論を先に話し、それから理由を述べます。これを意識すると受け答えが明確になります。 質問の意味が分からない時はすぐに聞き返しましょう。黙っていたり、見当違いの返答をすると評価は大きく下がります。また、質問したことで評価が下がることはありません。
●適度にボディランゲージを加えている人
強調したいところで身振り手振りを大げさにならない程度に加えるなど、話に強弱をつけます。
【面接に落ちる人】
●極度に緊張をしているのが分かる人
緊張する気持ちは分かりますが、リラックスをこころがけましょう。それが難しい時は逆に「集中すること」を意識すると緊張がほぐれます。
●面接官と目を合わせない人
そっぽを向いたり、うつむいたまま話す人と良いコミュニケーションを取れるとはだれも思いません。人と話しているということを意識して、しっかりと面接官の目を見て話しましょう。
●質問に対して長々と答える人
質問には簡潔に答えるのが原則です。要点を抑えて簡潔な回答をしましょう。
●マニュアル通りの回答をする人
面接マニュアルで知識を固めた人はすぐに見抜かれてしまいます。棒読みで話たり、思い出すのに考え込んだりするからです。面接はコミュニケーションの場です。マニュアル通りの回答はやめましょう。