転職に必要な書類は企業ごとに多少の違いはありますが、どの企業にエントリーする際にも必ず必要になるのは「履歴書」と「職務経歴書」です。また、外資系の企業などでは英文の履歴書、職務経歴書が必要になる場合もあります。これらは最初に企業が目にするあなたの情報です。内容が優れているのはもちろんですが、書類としての体裁が整っていることも重要なポイントです。
履歴書、職務経歴書からはその文章の内容以上に様々なことが読み取れます。それは国語スキル、文章作成スキル、一般常識等ですので、内容を充実させるのも大切ですが、それ以上に書類として完成度が高いことが求められます。誤字・脱字など基本的なことから注意していきましょう。ワープロの漢字変換で間違った漢字を使用してしまうことは良くあります。用法・語法で迷ったら必ず国語辞書を引きましょう。また、類語辞典を使うとボキャブラリーの幅が広がります。また、学歴・職歴の日付の間違いも良く見られます。あらかじめ履歴書を1部作成しておき、毎回それを転記するとケアレスミスを無くすことができます。
また「履歴書」、「職務経歴書」を作成する環境にも注意が必要です。メールに添付するなど、データの形での提出を求められる場合もあります。ですので書類作成に使用するソフトも一般的なものを使用します。Wordならば確実にどの企業でも対応しているでしょう。互換性の高いワープロソフトを使用します。また、書類が複数のページに渡る場合は必ずページ番号を割り振りましょう。